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橋梁等の床版コンクリートを外観から診断するのではなく、特殊機器を使用して直接コンクリート内部にアクセスし、内部の変状を現地で確認できる小径微破壊コンクリート内部調査工法です。

構造物をただその地点のデータだけではなく、橋梁等の構造物全体として診る必要があり、それが正確なデータ取得に基づくものでなければならず、本工法はそのニーズを満足し、その後の診断に唯一応えられます。


歩掛表はNETISページ中段「単価・施工方法」タブをご覧ください

NETISページリンク:https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=HK-150004



♦コンクリート内部の変化を現場で即座に確認できる微破壊調査工法です。

 ●軽量で運搬、設置に便利

 ●任意箇所にバキューム設置できるため、作業が迅速で削孔速度も速い

 ●床版の上下面からの調査が可能

 ●舗装上からの調査や、鋼板下面から上面に向けた調査も可能

 ●現状で最新のi-SCOPE(高性能内視鏡)で孔壁撮影をするため、削孔径は10.5mmで済む

 ●削孔径が10.5mmなので、床版やコンクリートへのダメージはほとんどない

 ●i-SCOPEを等速で挿入できるため、撮影画像のひずみが極めて少ない

 ●撮影は側視による120度角であり、充分な孔壁の検査が可能

 ●浸透性の高い特殊カラー樹脂(MMA)を使用しているため、微細なひび割れの検査が可能

 ●ひび割れ幅の測定精度は0.01mmであり、空隙やASRリムの観察も可能

 ●施工、検査時間が短いため、短時間で多くの箇所の検査が可能(1箇所あたり30分程度)

 ●現場において床版内部をi-SCOPEモニターによる確認や、専用ソフトによる展開図の作成、印刷が可能

 ●削孔部は短時間で固化する補修材(リペアミックスS-i)で簡単に充填でき、早期交通開放に有効

 ●1箇所あたりの調査コストはコアボーリング調査(蛍光エポキシ樹脂負圧含侵法)より安価



鉄筋探査

削孔

樹脂注入

内視鏡挿入

撮影

埋め戻し



削孔機(LBDミニ)

小口径の穿孔ができる水循環式ドリルで、軽量・コンパクトなため、異動や設置が容易

内視鏡

被写体を撮影するための専用レンズが、直視レンズ・側視レンズ・計測レンズの3種類があり、確認や動画記録の条件に合わせて使い分け、コンクリート内部の状態を現場でリアルタイムに確認しながら鮮明な画像や映像を記録できる

特殊カラー樹脂

浸透性の高い特殊カラー樹脂(MMA)のため、微細なひび割れの検査が可能



♦「Single i 工法」が国土交通省の令和4年度推奨技術に選定されました


  国土交通省:https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000894.html






国土交通省HPより抜粋